FUKUI
WORK STYLE CAFE

一人ひとりがイキイキと働ける環境へ

日華化学株式会社 化粧品オペレーション部次長 加納さん


「自分らしく働く」を応援!



今の仕事


2002年に入社。東京支店で2年間化粧品事業の営業を経験、結婚を機に福井へ戻り、経営企画、商品企画での新ブランド立ち上げに携わる。2014年に夫が海外赴任となり退社。
2017年帰国後に再入社しオペレーション部門に配属。2024年から同部次長。

現在は化粧品部門に所属し、主に美容室で使われる頭髪用化粧品の原材料調達や生産計画などのオペレーション業務を担当しています。

これまでに取り組んできたこと


\メンバーとともに学び続ける/
オペレーション部門の業務は比較的ルーチンが多いもの。
それでも世間はめまぐるしく変化していく中で、考え方やスキルが取り残されないよう、「学び続けることの大切さ」はメンバーに伝え続けています。

仕事で壁にぶつかったとき


\先輩に相談/
立場上、同期にも部下にも言えないことを相談しています。年が離れていて部署も違うので、客観的な視点でアドバイスしてくれるのがありがたいです。
厳しい意見も頂きますが、先輩の意見が不思議とスーっと入るのは、この歳になったからなのかなとも思います。


新しい取り組み 人が成長できる会社に!


\全社横断型プロジェクトに参加/
産休・育休をとる社員への面談導入や、仕事に慣れるため、完全な復職よりも前に1~2時間から働ける慣らし就労制度を新設。若手社員を対象にしたキャリアを考える座談会なども開催してきました。

\部署を越えて協力し合える環境に/
仕事上の繋がりがある部署だけでなく、いろんな部署と繋がることで、発見や学びを得たり、相談できる環境を整えたいです。

管理職になったきっかけ


再入社して、オペレーション部に所属となった際、上司から声をかけていただき、サブリーダーになったことです。

管理職になって良かったこと


入ってくる情報量が格段に増え、いろんなことに挑戦できるようになりました。

管理職としての心の持ち方


責任が重くなるから嫌という方もいますが、相談できる上司もいるし、一社員として自由に挑戦するチャンスもあります。いろんなことをまずはやってみようと気楽に考えるようにしています。

心掛けていること  


\メンバーの個性に頼る/

管理職だって完璧じゃないからこそ素直にメンバーに甘える。

メンバーは数字に強かったり、細かい業務を丁寧にこなしたり、実務経験が豊富だったりと個性豊か。
私が苦手なところやできないところは、素直に教えてもらったり、お願いしたりしています。
成長はしていかないといけないですが、管理職=何でもできるようにならないと、と思い込みすぎないようにしています。

後輩にインタビュー (化学品部門 高久さん)


\加納さんはどんな人?/
一言で言うと、後輩から憧れられる存在。かっこいいオーラがあってそう思う人は多いと思います。話してみるとチャーミングで親しみやすいので、すぐに周りの人と打ち解けている印象です。

\加納さんのすごいなと思うところは?/
常に自分の言葉で、相手にとって分かりやすい伝え方ができるところ。
加納さんが一緒だと、メンバーの理解が揃う質の高い会話が生まれます!※福井弁で(笑)

管理職になって思うこと


・ロールモデルは絶対必要?
価値観も家庭環境も多様な今。100% のお手本がいなくても、ここを真似してみたいというロールパーツの寄せ集めでいいと思います。

・視野や交流を広げていく
近くにモデルになる人がいなければ、福井市、福井県、全国と視野や交流を広げていけばいい。
私も交流会や研修に参加したり、本を読んだりして知見を広げるようにしています。


プライベートもインタビュー



日華化学の癒しロボ✨


\「すみれ」ちゃんは社員みんなの心をリフレッシュしてくれます/
日華化学の社員でありCIO(チーフ・癒し・オフィサー)に就任している次世代のコミュニケーションロボット「LOVOT」の「すみれ」ちゃん。
「Smile」をローマ字読みして「すみれ」と名付けられました。みんなの笑顔が増えてほしい!社内外のつながりを活性化させたい!という思いが込められています。社内外のコミュニケーションのきっかけ作りや、社員に癒しを与える存在として、活躍中!

挫けそうな時に効く音楽は?


アヴリルラヴィーンの「Girlfriend」です。
娘がチアで踊った曲。
曲を聴くと娘のがんばりを 思い出して元気が出ます。

自分の時間を少しでも持つ


仕事柄、取引先との会食もあるので、帰る時間が遅くなることもあります。どんなに忙しくても、10分でもいいので自分の時間を設けるようにしています。朝はお弁当や朝食を作りながらドラマを観たりして有効に使っています。

心掛けていること


\「両立」という言葉に惑わされない/

学校のこと家事のこと 我が家流でいい

他の方と比較すると、私は、仕事と苦手な家事全般を両立できているとは言えません。でも「両立」は人と比べるものではなくて、自分たちが心地よい両立基準をつくるもの。結婚当初に比べて、夫が担当する家事も徐々に増え助け合ってやれているのでありがたいです。両立のバランスも年を重ねるごとに変化していくのだと思います。

マルチタスクが強くなった


子育て中の、例えば子どもが急に熱が出て迎えにいかなければならないときの、一瞬で「今からの仕事」 「明日のアポ」「お迎え」 「病院」などを考えた経験が役立っているように感じます。
仕事でトラブルが起きたときも、以前より様々な打ち手を考えたり、と少しは冷静に対できるようになった気がします。

子育てが落ち着くのはいつ!?


「キャリアアップは子育てが落ち着いたら考えます」という方はすごく多い。
でも落ち着くのはいつ!?
幼児期を過ぎたら物理的には手は空くかもしれませんが、中学生・高校生になるにつれ、脳内キャパを子どもに取られています。

子育てがいつ落ち着くかは分からないから、自分自身がどうなりたいかを、同時進行で考えていこう。

最後に福井で働く若い女性へ メッセージをもらいました


女性で、子育ても経験しているので後輩の女性社員に寄り添えることもあるのかなと思います。
若い世代が管理職を目指したくなる環境作りも管理職の仕事。
子どもを産むことでキャリアは終わりとか、一旦停止ではないことがもっと伝わっていってほしいです。



日華化学株式会社

  • コラム