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キャリアアップの形は一つじゃない

株式会社アタゴ 代表取締役 社長 笹岡さん


「自分らしく働く」を応援!



今の仕事


入社して10年くらいは海外事業部門で貿易実務を担当。1人目の育児休業から復帰したタイミングで課長となり2019年に営業部に異動。2023年に本部長となり営業部全体を統括。
2024年7月より代表取締役社長となりました。

これまでに取り組んできたこと


\社員一人ひとりと向き合う/
1on1ミーティングを重ね、一人ひとりと向き合いました。どういうことが得意か、何にやりがいを感じるかを理解できると相手との信頼関係につながります。

仕事で壁にぶつかったとき


\何事にもオープンに/
これまでも部下や上司と相談しながら、みんなで共有し解決してきました。その経験は、後の仕事の糧になっています。

\一人で解決できないことがほとんど/
社長となった今も、部下に相談することはもちろん、何かあれば部署に関係なく直接聞きにいきます。

これから取り組みたいこと


\将来自分の子が勤めたくなる会社に!/
働きやすさややりがいを感じて働くことができる職場にすることです。コロナを機に導入したテレワークは、私も子どもの体調不良時などに利用しています。従業員に「子どももこの会社に勤めてほしい」と思ってもらえることが目標です。

管理職になったきっかけ


管理職になったのは上司からの声かけ、社長になったのは、もともとは一族経営の会社で、その社長からの声かけでした。普通に社員として入社した私が40代で社長!ととても驚きました。

管理職になって良かったこと


管理職になったことで景色が変わりました。マネジメントがおもしろく、とてもやりがいがあります。
当初は、責任が重くなることに不安もありましたが、上司が「責任は自分たちがとるから前例を気にせず自由にやって!」と言ってくれていました。

心掛けていること


\部下・後輩の意見を聴く/

分け隔てなく社員に声をかける

発信することは苦手でも、しっかりと意見を持っている人も。何かない?と声をかけることで、意見を引き出したりみんなが発言しやすい環境を心掛けています。

後輩にインタビュー 笹岡社長はどんな人?


いつも後輩、部下の様子を見てくれています。現場で作業応援もしてくれて、世間話の中で困っていることを話すと解決してくれることも。私たちにも本音で話してくれますし、ほめる時はしっかり本人に伝えてくれるので、嬉しいです。

社長になって思うこと


\完璧なリーダーではなく自分らしく/
子どもの運動会も行くしテレワークもする。みんなと楽しく話したい。社長の発言は慎重に、かもしれないけど、
考えすぎると面白くない。
社長はこういうもの、というイメージをいい意味で崩していきたい。

プライベートもインタビュー



リフレッシュ方法は?


なにわ男子を推してるので、娘と一緒にコンサートへ行ったり、動画を見たりして楽しんでいます

挫けそうな時に聞く音楽は?


嵐の「Happiness」です。
今日はちょっとしんどいなと思う朝に聞いて元気をもらいます。

心掛けていること


\自分のことは自分で 各自の責任が笹岡家の流儀/

学校の用意や宿題は自分で管理。
習いごとは子どもがやりたいことをさせる。

半年くらいやりたいと言い続けて始めたバレエは、スケジュール管理を自分でしたり、すごく積極的になったり、いろんな面での成長に。

家事は頑張らない


私の帰宅が遅くなる日は、料理上手な中学生の長女がご飯を作ってくれることもあり助かっています。休みの日は、午前中に家事をすませ、動画を見てることが多いですね。また、休みの日のご飯は子どもたちも喜ぶのでほとんど外食です。


子どもを褒める


「いいな」と思ったら全力で褒める 毎日、たわいもない話をする。

家事をしてくれたとき、何かを成し遂げたとき、褒めるタイミングを逃さないことです。先日娘が栗ごはんを作ってくれた時は「サイコー!!」と伝えました。娘たちの成長を見ることは嬉しいです。

最後に福井で働く女性にメッセージをもらいました


\自分らしいバランス/
育休から復帰後もフルタイムで働きました。時短にしなかったのは、初めての育児を楽しむ心の余裕がなく仕事をする方が息抜きになりバランスが取れたから。
そんな母親もいていいのでは?!と思います。

周りの目は存在しない 家族や会社の人の理解が一番


周りの人の目を気にしている人がたくさんいます。特に優秀な人や繊細な人は、気にしすぎて、自分の可能性を狭めてしまっている人が多いと感じています。
本当に近しい人、家族・同僚・上司の理解が得られれば、キャリアアップにぜひチャレンジしてほしい。