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毎日がトライアンドエラーの連続

社会福祉法人白山会 副主任・リーダー 吉森さん


「自分らしく働く」を応援!



今の仕事


大学を卒業し警察官として働いているときに結婚。第2子の育休中にホームヘルパー2級を取得。夫の海外赴任を機に退職。帰国後、訪問介護を経て、2023年にパークスみなみに入社。2024年、リーダーになるとともに副主任に。介護職として実務もしながらリーダー業務も行っています。

リーダーとして担当ユニットの業務管理、スタッフ指導、入所者様の介護・ケア方法の見直しを担当。
副主任として、主任や他の副主任と一緒に全ユニットの業務調整等も行っています。

これまでに取り組んできたこと


\常に新しいケア方法を模索/

入所者様の状況は日々変わるので、次々と新しい課題が出てきます。それらに対して「なぜだろう?」「どうすれば?」を考え、どんどん新しい方法を試します。その方法がピタッとはまり、「このやり方は入所者様にもスタッフにもいいですね」と言われると、嬉しいですね。

仕事で壁にぶつかったとき


\ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ。/
ある芸人さんの言葉です。とにかく落ち込みそうになったら考える暇もないように、仕事やゲーム、勉強に打ち込むことにしています。
没頭することで、いつのまにかネガティブな考えが消えるので、いつもこの言葉を胸に頑張っています。

意識していること


\入所者様も同僚も安心して気持ちよく居られる雰囲気作り/

私が不安そうにしていたら、入所者様も同僚もさらに不安になります。焦っていても、まずは笑顔で、落ち着いた雰囲気で、「頼ってください」オーラを放つように心掛けています。
これは警察官の経験が活きていますね。

気を張っていること


\リーダーとしての判断/

人と人が関わるので、正解がない仕事です。入所者様の体調や気持ちは毎日変化します。ちょっとした判断でフロアの雰囲気や業務の大変さが変わってくるので気を使います。やってみてだめだと思ったら、みんなで話し合い、違う方法を試したり。
入所者様とスタッフ間のトラブル仲裁なども、俯瞰で見られるようにしています。


管理職になったきっかけ


きっかけは新ユニットの立ち上げ時に副リーダーへの声かけがあったことです。当時のリーダーが退職し、私がユニットの新リーダーになるとともに、全ユニットの調整などを行う副主任にも。

リーダーになって思うこと


当ユニットのメンバーは、経験豊富な介護士や、専門知識を持った看護師が介護士として働いている者もいます。とても頼りになる反面、「リーダーが私で申し訳ない」、「みんなの方が仕事ができるだろうに色々と指示してごめんなさい」と自信を無くす時もあります。
そんな時こそ、スタッフの意見にしっかりと耳を傾け、何でも相談しやすいリーダーでいれるよう心掛けています。

心掛けていること


\スタッフの意見を聞く/

どんな想いで仕事をしているのか、困っていることがないか、様子をみながら声をかけています。「もっといい方法があれば教えて!」とも伝えています。スタッフには安心して、楽しく働いてほしいと思います。

同僚にインタビュー


\吉森さんはどんな人?/

判断が早く、信頼できる

スタッフから意見を聞いたら、すぐに行動し指示をくれます。また、分け隔てなく接してくれるところも信頼できるところ。注意するときは理由をしっかり伝えてくれるので、納得の上行動でき、スキルアップにも繋がります。ついていきたい、協力したいと思える上司です。

リーダーとしてやれてきたと思えた瞬間


リーダーになった時「少しずつ安定させればいい。いろいろやってみよう」と気楽に構えました。そこから日々変わる環境に四苦八苦しながら、ようやく1年。
毎日新たな課題も生まれますが、入所者様の気持ちを大切にしながら、統一されたケアをすることで、入所者様も安心して過ごせていると感じています。もちろんスタッフの頑張りがあっての今ですが、自分はリーダーとしてきちんとやれてきた、と思えてほっとしています。



さらなるチャレンジ 目指せるところから挑戦


\介護福祉士を取得して/

まだ3年。まずは社会福祉士を目指すため、昨年の4月に通信の養成校に入学しました。
1年6カ月のカリキュラムで、30本のレポート、32日間の職場実習などの課題をクリアしなければなりません。大変ですが意外に楽しく勉強しています。8日間の対面授業で頼もしい仲間たちとも出会えました。

プライベートもインタビュー



リフレッシュ方法は?


推し活です。「サチアレ」という曲に元気をもらったのをきっかけに『なにわ男子』を推しています
ライブに行ったり、テレビ出演をチェック!
私のアクスタは、娘の部屋に間借りしています(笑)

最近お気に入りの音楽は?


なにわ男子の『I wish』です。
いくつになっても、いろんなことに挑戦できると思わせてくれる曲。
がんばろう!と励まされます。

できるところから少しずつ


海外赴任から帰国後、7・5・3歳の子どもがいた私の再就職を後押ししてくれたのは夫の両親。同居なので、すぐに仕事を始めることができました。4時間のパートから始め、週30時間のパート、日勤正職員、夜勤のある正職員へと年月をかけて少しずつ仕事時間を増やしていきました。


心掛けていること


\無理をしない 抱え込まない 頼る/
夜勤のときは、ご飯を作ってから出勤しますが、日勤のときはお惣菜を買って帰ることも。高校生の長女がご飯を炊いて味噌汁を作ってくれたり、夫が土日に息子の部活の送迎をしてくれるので助かります。夫の両親が子どもをみてくれるのもありがたいです。



子育てで心掛けていること


\子どもに過剰な干渉をしない/
子どもは小学生から高校生まで4人。長女は何も言わなくても、家事を手伝ってくれますし、下の子の面倒もみてくれます。中高生の男子は、目が離せないこともありますが、親が仕事や推し活に日々忙しいことで、程よい距離感があり、結果的に良い関係だと思います。



仕事をする自分、推し活をする自分、母としての自分、学生の自分、いろんな自分がいることで、毎日がとても楽しく充実しています。
無理をせず、好きなことも諦めない。
一歩進んでみると、今まで見えていなかったことや、楽しいことも見えてくると感じています。