FUKUI
WORK STYLE CAFE

スタッフ全員で“ふくのいも”のスイーツを福井の定番手土産にする

浅田 早稀 26歳


不慣れなことにも挑戦し目的を果たしたい


ふくのいもの新店舗で店長として働いている浅田さんはオープニングスタッフとして採用された一人。「店長を任せていただいた当初は私に務まるのか不安もありましたが、それ以上に一から作り上げられることが楽しみでした」。店長の仕事は、商品陳列のレイアウトはもちろん、製造管理、スタッフのシフト管理など多岐にわたります。「今もまだ手探りではあります。中でもSNSは試行錯誤を繰り返していて、人気店の投稿を見たりTikTokの動画を見たりして研究しています」。ふくのいもの商品を、福井の定番手土産にするためには、SNSが有効な手段だと話します。





日々の業務で気づいたことは全員が共有


お店のテーマは“芋堀り”。福井県の特産品である「とみつ金時」を使用した個性豊かなスイーツは、季節に関係なく人気なのですが、初めは心配だったとか。「さつまいもは秋に美味しいイメージがあるので一年中売れるだろうかと少し不安でした。しかし、お芋スイーツの人気は夏も衰えることはありませんでした」。新店舗なので、スタッフ全員が同期。お互いのコミュニケーションは良好とのこと。「店長という立場ではありますが、私も新入社員。他のスタッフと社歴はほとんど変わりません。毎日気づいたことや改善点をグループLINEで共有し、週末に話をする時間を設けて、できるだけ早く解決できるようにしています」。マニュアルも日々スタッフと相談しながら改善し、働きやすい環境の実現を目指しているようです。





働きやすい環境は個々のモチベーションの上に成り立つ


サービス業は土日祝の休みは取りにくいというイメージを払拭する取組は、スタッフのシフトに活かされているとのこと。「月に9日間の休日を設けています。希望休にも対応し、全員が最低2日は土日祝の休みが取れるよう心掛けています」。子育て中によくある、子どもが急に熱を出して早退する、1日休むといった突然の事態にも対応できる環境だといいます。「子どもが2人いることを承知のうえで正社員として採用していただいたのは嬉しかったですし、仕事とプライベートの両立ができるというのはありがたいです」。店舗スタッフ全員がお互いの仕事を理解し、誰が休みでも仕事が滞りなくすすめられるよう、普段からシミュレーションしているといいます。





スタッフ全員がやりがいを感じる職場環境をつくる


入社し、まだ間がないとはいえ、新店オープン準備、運営、広報、業務設計と重要な仕事をこなしている浅田さん。「店長業務は初めてですが、1番はお客様に満足いただけるお店づくり。それを最優先に、スタッフが働きやすい環境を整え、さらに売り上げを向上させることが店長の仕事だと思います。スタッフと話し合い、会社と話し合いながら、成長していけたらと思っています」。スタッフが一つになり同じ目標を目指すことができる環境作りに力を入れたいと話します。また、毎日ではなくても、上司が一緒に現場に立ちアドバイスをしてくれるところや、知りたいことはセミナーに参加できるサポートがあることなどが、仕事の不安を払拭してくれるといいます。すでに大人気の“ふくのいも”。1年後、5年後に期待がふくらみます。





専務から一言


いのうえ株式会社専務取締役の井上才蔵と申します。弊社は永平寺が観光地となった約100年前に創業して以来、永平寺に観光に来られるお客様に土産品の販売や飲食の提供をする事でおもてなしをしてまいりました。次の100年後も継続できる企業を目指す中で、新ブランドの『永平寺そば極』『永平寺だるまぷりん』の展開や、新店舗『お芋スイーツ専門店ふくのいも』『恐竜菓子店CURU-F(くるふ)福井駅店』の立ち上げ、オンラインショップの設立、新規販路拡大と常に挑戦と成長を続けております。
商品を通して福井の魅力を全国に発信する取組を支える社員の8割は女性で、20代から30代が主に活躍する職場です。観光・サービス業ながら月9回の休日のうち最低2日は土日祝の休日取得を推進しています。また、社員自身の都合はもちろん、そのお子様やご家族の急な事情による欠勤にも社員全員で支え合うことで、働きやすい職場環境作りに努めています。
これからも弊社を応援していただけるファンの輪が広がっていくよう、観光・サービス業としての質及び従業員満足度の向上を目指し、チャレンジし続けてまいります。