店舗での接客のほか催事への出店を任されるように

観光地永平寺にある土産物店で働く村中さんは、入社1年あまり。主に店舗での接客を担当しています。「接客、仕入れ（お土産一式）、テイクアウトコーナー（ソフトクリーム・ドリンクなどの提供）のほか、催事における店舗運営、店舗準備、運搬、片付け、催事に合わせたPOP作り、ディスプレイ作りを担当しています。また、売り場のマニュアル作りや仕事の仕組み化に携わっています」。この仕事にたどり着くまでにいろいろな経験を経てきたといいます。お客様との会話では、お土産のアドバイスはもちろんのこと、観光案内をする場面も多く、より良い情報提供をするために、自然と調べるようになったとも。さらに、催事を開催するときには、一人でその売り場を任されることもあり、プレッシャーを感じながらもやりがいを感じているようです。

何事にも柔軟に対応できる体制が整っているので休みも取りやすい

自社の強みを聞いてみると、スタッフ同士の関係性の良さを一番にあげます。「スタッフ同士の仲が非常に良くて、相談しやすい環境。また、分からないことがあれば、上司にも気軽に相談できるので心強いです。悩んだ時に助け合う風土があることも働きやすさにつながっています。シフト制ということもあり、休みの希望は融通が利くところも魅力。月に９回休みの内、２回は土曜又は日曜が休みになるようにしてくれるのもありがたいです」。ほかにも、週のほとんどをテレワーク勤務している社員や、産休・育休から復帰後も正社員として現場復帰を支援する制度があるようです。体調不良や降雪時に出勤できなくなるなど、急な事態にも柔軟に対応してくれる環境は非常に助かっているといいます。

新店舗を任せてもらうからには働きがいのある職場にする

CURU-F（くるふ）へ出店することになり、販売の中心として、後輩を先導する立場になることや、ＥＣサイトを任せてもらうことへの不安はある。しかし、任せてもらえるということへの期待に応えたいと話します。「CURU-F（くるふ）は新店舗なので、重責のような感覚は少なからずあります。これから採用されるスタッフとどのように働くことがベストなのかは、会社ともしっかり相談したいところです。また、ＥＣサイトは個人情報を扱うことでのミスが起こらないかという不安は拭えません。自分一人が気を付けていれば良いというものではないので、マネジャーと相談しながら慎重に進めます」。姉御肌で、後輩の面倒見が良いことを買われての抜てき。スタッフが働きがいのある職場作りは必須だと話します。

仕事は全力で、プライベートも存分に、両方を楽しみたい

仕事と真摯に向き合いながら、プライベートでは、友人や家族、恋人と楽しい時間を過ごしているという村中さんに、これから挑戦したいことを伺うと、まずは、新店舗の立ち上げの成功だといいます。「今は、新店舗ですね。立ち上げのところから関わることに誇りをもち、単純に売るだけの作業ではなく、店舗運営やECサイトも加わってくるので、分からないなりに全うしたいです」。また、将来家庭を持っても仕事は続けたいとも。「今、いろんなことに挑戦させてもらえることがありがたいですし、任せてもらえることに嬉しさもあります。学生の頃にバレーボールをしていたからか、上司から根性があるとのお墨付きもいただきました。担当ポジションがリベロだっただけに、仕事は全部拾いに行く覚悟で臨みます（笑）」。根性やリベロのくだりはさておき、これから会社の中枢を担っていくことを理解し、求められていることと向き合う姿勢はお見事。新店舗での活躍が楽しみです。

専務から一言

いのうえ株式会社専務取締役の井上才蔵と申します。弊社は永平寺が観光地となった約100年前に創業して以来、永平寺に観光に来られるお客様に土産品の販売や飲食の提供をする事でおもてなしをしてまいりました。次の100年後も継続できる企業を目指す中で、新ブランドの『永平寺そば極』『永平寺だるまぷりん』の展開や、新店舗『お芋スイーツ専門店ふくのいも』『恐竜菓子店CURU-F(くるふ)福井駅店』の立ち上げ、オンラインショップの設立、新規販路拡大と常に挑戦と成長を続けております。
商品を通して福井の魅力を全国に発信する取組を支える社員の8割は女性で、20代から30代が主に活躍する職場です。観光・サービス業ながら月9回の休日のうち最低2日は土日祝の休日取得を推進しています。また、社員自身の都合はもちろん、そのお子様やご家族の急な事情による欠勤にも社員全員で支え合うことで、働きやすい職場環境作りに努めています。
これからも弊社を応援していただけるファンの輪が広がっていくよう、観光・サービス業としての質及び従業員満足度の向上を目指し、チャレンジし続けてまいります。