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パートから課長へ。導いたのは社長を含めたスタッフ全員が幸せでいてほしいという想い。

髙倉 友愛 38歳


パートからの正社員登用さらに新部署立ち上げに関わり課長となる


管理部管理課で、財務・人事に従事する髙倉さんは、入社12年目。はじめはパート勤務でした。「入社当初はお客様担当をしていました。パートだったのですが、仕事が終わらなくて、毎日7・8時まで残業していたこともあり、社会保険に加入したいと申し出たところ、正社員になることを打診され正社員に。その後、出産・育休を経て復帰と同時に現在の管理部(旧総務部)へ異動し、新部署立ち上げに携わりました。現在は、管理部管理課の課長をしています」。





社長の想いを形にする手掛かりは1冊の本


そもそも、現在の管理部(旧総務部)を立ち上げることになったのは、育休から復帰する髙倉さんのポジションを確保するためだったとか。当時は必要最小限の人数で仕事を回していたので、髙倉さんが育休に入ると、仕事は立ち行かず、代わりのお客様担当を補充するしかありませんでした。そこで社長が考えたのが新部署の立ち上げです。「育休中に、社長から本が1冊送られてきました。“総務の仕事がよくわかる本”という本なのですが、その本に社長のやりたいことリストが挟まってて。すぐ、社長に確認したら、「僕ね、総務を作ろうと思うんだ。お願いね」と(笑)」。復帰後は、その本を片手に総務の仕事を始めたといいます。





自らの経験も含め働きやすい職場環境整備に乗り出す


総務の仕事は、髙倉さんのアイデンティティを開花させました。困難にぶち当たるごとに、いろいろなツールを取り入れ社員の働く環境改善を進めながら、自らをスキルアップさせるだけでなく、自身のメンタルマネジメントにも成功します。「総務を任され、しばらくして人事も任されるようになってからは、どうしたら皆が幸せに働くことができるのかを毎日真剣に考えています。私が育休を取っていた頃は離職率が高く、能力が高い人も辞めていきました。辛い思いをして退社した同僚もいます。そんな人を減らしたいとの想いから、エンゲージメントの向上や働きやすい環境整備を進めています。総務に携わって8年、年々離職率は低くなっています」。





幸福度NO.1企業を目指し自らもスキルアップする


地道な取組により、様々な課題が目に見えて改善されており、制度に対しての整備も進めているようです。「まず、消滅有休買取制度を導入しました。また、サービス残業を無くすためセキュリティと出退勤を同時に管理できる静脈認証システムを取り入れました。その他、資格取得支援制度の見直しも行い、合格後には補助が受けられるようになりました。シフト制の勤務形態としていることから休みが取りやすく、さらに誕生日休暇もあります。育休は法定通り取得可能ですし、時短勤務についても可能です」。また、子どもの行事や体調不良による欠勤や遅刻に対して、寛容な社風はありがたいとのこと。すでに、さまざまな取組を行ってきた髙倉さんに今後挑戦したいことを伺うと、「国際コーチング資格やキャリアコンサルタント資格など、人を支援する知識を深められることを学びたいです。幸福度NO.1の福井県で、幸福度NO.1の企業になりたい。これからも社員が心から幸せに働くことができる環境を作り続けます」とのこと。どのように変化していくのか、期待せずにはいられません。





社長から一言


すててこ株式会社代表の笹原と申します。
弊社は福井県あわら市で、下着や学用品のインターネットショップ「すててこねっと」と「スクログ」の運営をしています。
また、金津地区の子どもたちの制服販売店として、長らく地元のお客様にもご愛顧いただいています。
もともとは町の洋服屋だったのですが、時代の流れの中でビジネスモデルをネット通販に切り替えていきました。
やっと会社が軌道に乗った矢先に、妻をガンで失ったことで「笑顔の大切さ」を知り、一人でも多くのお客様に
笑顔をお届けする会社を、社員と共に創っていくために働いています。
お客様や社員達のおかげで、楽天市場では「ショップ・オブ・ジ・エリア 東海・北陸エリア賞」を2年連続受賞(2021.2022年)しました。
また、Yahoo!ストアでは「レディースファッションカテゴリ 北陸エリア賞」を受賞しました。
社長も社員もまだまだ若く、可能性とバイタリティがあふれる会社です。
常に高い目標と意識を持ち続け、常に成長し、進化し、お客様に支持していただけるよう、全力で取り組んでまいります。