マーケティング・モール内の広告掲載・データ管理の仕組化を担当

マーケティング部の課長を務める河合さんは、現在、楽天やYahoo!などの各モールに出店している店舗の管理・運営を行っています。「具体的には、季節に応じた商品の販促や、広告費用のコントロール、全体の取りまとめを担当しています。また、システム担当として、社内のデータ管理やRPAでの仕組化も担当しています」。システム担当としてUターン入社して約3年、入社当初は管理部、1年後にはマーケティング部に異動し、さらに１年ほどで課長となり、現在も手腕をふるっています。

社長のやりたいを形にしたら社員の手間を省くことに繋がった

前職はSEだったため、知識はあったとはいえ、最初に与えられた業務は、初めて触るシステムだったとか。「社長からこんなのやりたいんだと言われて着手したのが、BIツールを用いた社内データの見える化でした。試行錯誤し、社内の売上データ、経営データ、雇用データなどを見える化することができました。工夫した点としては、RPAと組み合わせることにより、必要なデータをRPAで自動取得し、BIに取り込みビジュアル化することで、手を掛けずに、日々のデータを自動更新することができるようになりました」。それまでは、手動で別々のデータから拾い上げ、エクセルで計算していた仕事が自動になることで、仕事量が格段に減ったといいます。

働きたいときに働き、休みたいときに休むが実現

自社の強みについては、これからどんどん変化していくと期待を寄せます。「制度面ではまだまだ成長中の会社のため、これから会社が成長するとともにさまざまな制度ができると思います。つい最近では資格取得制度が見直され、自分の取得したい資格に合格した場合は、費用を補助してもらえるようになりました」。また、希望通りに休みが取れるところが助かるとも。「シフト制のため自分の希望通りに休みが取れます。会社全体でも有休消化率が80%を超え、有休取得しやすい文化です」。子どもが小さいこともあり、休日は基本的に家族で過ごすことが多いようです。たまに、友人とゴルフに行ったり、飲みに行ったりもできると話します。「ワーク・ライフ・バランスが取れているというところでは、働きたい人は思う存分働いても良いという雰囲気があります。思うように働き、思うように休めるところが自分に合っていると思います」。

リピーターに喜んでいただけて、会社が潤う方法を展開

そんな河合さんに、これから挑戦したいことを伺うと、利益拡大は必須だといいます。「会社としては、来年度に新倉庫竣工を控えており、大きな節目を迎えます。その後、この会社がどのように変化していくのか楽しみでもあると同時に、売上・利益の拡大が必須でもあり、危機感もあります。マーケティング部としては、リピーター率の向上に取り組んでいきたいです。昨年度までは広告費を大きく掛けて売上に努めてきましたが、広告費を使うということは利益を削ることでもあります。リピーターが増えれば、最低限の広告費でも売上が落ちることはないので、LINEを活用したリピーター（=ファン作り）に取り組んでいきたいです」。広い視野を持つからこその展望。社長だけでなく、社員の想いも叶えながら、これからも会社を導いていきます。

社長から一言

すててこ株式会社代表の笹原と申します。
弊社は福井県あわら市で、下着や学用品のインターネットショップ「すててこねっと」と「スクログ」の運営をしています。
また、金津地区の子どもたちの制服販売店として、長らく地元のお客様にもご愛顧いただいています。
もともとは町の洋服屋だったのですが、時代の流れの中でビジネスモデルをネット通販に切り替えていきました。
やっと会社が軌道に乗った矢先に、妻をガンで失ったことで「笑顔の大切さ」を知り、一人でも多くのお客様に笑顔をお届けする会社を、社員と共に創っていくために働いています。
お客様や社員達のおかげで、楽天市場では「ショップ・オブ・ジ・エリア 東海・北陸エリア賞」を2年連続受賞（2021.2022年）しました。
また、Yahoo！ストアでは「レディースファッションカテゴリ 北陸エリア賞」を受賞しました。
社長も社員もまだまだ若く、可能性とバイタリティがあふれる会社です。
常に高い目標と意識を持ち続け、常に成長し、進化し、お客様に支持していただけるよう、全力で取り組んでまいります。