社員一人ひとりが愛着を持てる会社にするために

森川不動産株式会社グループの株式会社モノリベに所属し、企画・採用秘書業務を担当している野坂さんは入社2年目。新卒採用や新入社員研修、広告協賛の企画、社内行事の開催や秘書業務を行っています。入社当初は秘書業務や広告企画などがメインだったとか。「4月に入社し同年10月に採用業務も担当することになりました。初めはどうなることかと思っていましたが、働きやすい環境整備、新入社員研修に積極的に取り組む中で、社員が『誰と一緒に働くか』を大事にできるよう働きかけることにたどり着きました。具体的には、社内行事の開催や福利厚生の見直し、業務の効率化など、社員一人ひとりが会社に愛着を持てるような案を提供しています」。4月に入社して約2カ月間みっちりと研修するのは、不動産業界でも珍しいそう。新入社員研修終了後、先輩がジョブコーチとなり、新入社員につきながら実践することになるそうです。

働きやすい環境とは社員同士のコミュニケーションを高めること

「4、5年前から新卒採用を本格的に始めたので、20代の若い社員が多く、職場の雰囲気も明るいです。楽しい中にもオンオフの切り替えはしっかりできています」。営業職はインセンティブ制度を取り入れていることで周りはライバルかと思いきや、お互いに高め合い和気あいあいと楽しく仕事をしているとのこと。平日が休みということもあり、休日も同僚と過ごすことが増えたようで、「同僚と旅行に行ったり、月１回以上は皆で飲みに行ったりしています。前職は大阪で働いていたのですが、先輩や同期と仲が良すぎて毎日のように飲みに行っていました(笑)。職場の人間関係の大切さは前職で学びました。仕事が大変でも話を聞いてくれる誰かが職場に居れば大抵のことはなんとかなると思っています！今の職場でも、毎日会社で顔を合わせているのに仕事終わりや休日にまで会って話したくなるような人たちと一緒に仕事ができて嬉しい限りです」。絆が深まり仕事も円滑に進むようになったと話します。また、社員と社長の関係性も良好な様子で「社長は気さくで社員との距離が近く、仕事以外の話も相談できる雰囲気ですね」と語ってくれた野坂さん。働きやすい環境を生み出しているのは日頃のコミュニケーションの賜物だと感じます。

忙しいイメージの不動産業界…実はプライベートも充実している

「基本的には平日が休みになるので割とどこに行ってもお店が空いていたり、電車代が安かったりして、人混みが苦手な私にはすごく合っています。１～３月の繁忙期以外は、土日も休みを取れないわけではないので、友達との旅行や好きなアイドルのライブなどで事前に休みを申請している社員も結構います」。「１２月に3連休を取って、１人で北海道食い倒れの旅に出ました。社長が白い恋人が好きとのことで、お土産の缶に顔写真を入れるサービスがあり、社長の宣材写真を入れたものをお土産で渡したらめちゃくちゃ笑っていました(笑)」。と最近の笑えるエピソードも楽しそうに語っていました。忙しいイメージの不動産業界ですが、これだけ充実したプライベートを過ごせる時間を作り出すことが良好なワーク・ライフ・バランスの実現やモチベーションアップに繋がり、仕事に良い影響を与えているのでしょう。

キャリアアップに社歴も年齢も性別も関係ないから頑張れる

森川不動産では、基本的に、社歴や年齢に関係なくキャリアアップできるとのこと。営業職以外の部署についてはどのように行われているのでしょうか。「年功序列ではありません。もちろん、経験値が高い社員が役職に就く場合も多いです。基本的には、売上と宅地建物取引士取得。勤務態度、若手をまとめるリーダーシップもポイントになってきます。年齢に関係なく、様々な経験をする機会が与えられます。そこでどれだけ結果を出せるのかにかかっています。営業職以外は売上に直接関わっていないので、私は常に社長にプレゼンをしています」。直接売り上げにつながらなくても、売り上げを上げる人材を育てることができる。そんな強い意志を感じました。
野坂さんが掲げる目標は、福井県NO.1の不動産会社になること。「『モリカワに行く』と聞けば、森川不動産へ行くのだと誰もが理解する企業にします。お客様により良いサービスを提供しつづけたいですね」。社長のモチベーションが社員一人ひとりに受け継がれ未来を作る。個々のポテンシャルを発揮できる環境作りはこれからも続きます。

社長から一言

野坂はいつも明るく、どんなときも前向きに仕事に取り組んでいます。中途入社で２年目ではありますが、貫禄がありどこに出しても恥ずかしくない人材です。目標に向かって頑張る姿、いつも応援しています！
一昨年、森川不動産は創業50周年を迎えました。これもひとえに支え続けていただいている福井の皆様のおかげです。これからも恩返しができるよう日々精進して参ります。