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バレーボールと理学療法士が両立できる環境はプライベートも充実できる
折尾 ほのか 28歳
理学療法士として何ができるのか
訪問看護ひまわりステーションに所属し、理学療法士として、利用者の家を訪問してリハビリを行っている折尾さん。「病院勤務から訪問リハビリテーションへ異動した当初は戸惑いました。リハビリだけでなく、利用者様の動きやすさを考える、安全を確保する、介助する家族の負担を減らすなど、一人ひとりの状況や身体機能に合わせて考えなければなりません。福祉用具のレンタル会社の方や、ケアマネージャーさんと相談しながら環境整備をするのですが、まだまだ不十分な部分もあります。先輩スタッフに相談したり、勉強したりして日々学びながら働いています」。
バレーボール選手と理学療法士の両立
学生の頃からバレーボール選手として活躍し、2018年福井国体に出場。好きなバレーボールを継続しながら働くことができることに魅力を感じて入職。「練習は平日の夜、仕事を終えて参加します。大会や遠征があるときは、勤務を調整していただけるので、バレーボールを続けながら仕事も頑張ることができています。大会が近く練習がハードな時には、リハビリの対応人数を少なくしていただくことも。細かいところも気遣ってくださるのは心強いです」。
働きやすくバレーボールに打ち込める環境
バレーボールへの協力体制の他にも、働く環境に恵まれているとのこと。「休みは希望通り取ることができます。職員同士だけでなく、上司にも相談しやすい環境はありがたいです。また、ほぼ定時で帰宅できることで、予定が立てやすく、友人や家族との時間も確保できています」。平日夜はバレーボールの練習に時間を割いているにもかかわらず、仕事とバレーボール、そして、プライベートのすべてが充実しているというのですから驚きです。
理学療法士に求められる在宅支援とは…と向き合う
そんな折尾さんに、これから挑戦したいことを伺うと、「訪問看護に関する勉強会などに参加し、在宅支援に対する理解を深めたいです」とのこと。キャリアアップについては今は具体的に考えてないとも。キャリアアップや登用については、法人内のシステムで公開されているので、職員全員が見ることができるといいます。法人内でも研究発表の場や法人外の研修参加の機会もあるとか。いろいろな可能性も視野に入れつつ、バレーボールと理学療法士の両立はこれからも続きます。
人事から一言
2022年に法人理念を見直し「患者さま・利用者さま・ご家族のみなさま そしてわたしたちが幸せになるために 良質の医療・介護・福祉のサービスを提供します」としました。「わたしたちが幸せに」という部分を追加したことが最大の変更点です。医療・福祉業界は「社会のため」「みんなのため」というイメージが強いですが、働く私たち自身やその家族が幸せでないと良いサービスは提供できないと当法人は考えます。そこで、①残業時間の削減、②有給休暇の取得率向上、②子の看護休暇の有給化、③男女職員双方への育児支援、④給与制度の見直し、⑤年間休日数の増加などに取り組み、職員が仕事とプライベートをバランスよく両立できるよう職場環境の整備を進めてきました。結果として、当法人以外での勤務経験がない職員はもちろん、他社を知っている転職組の職員の定着率は非常に高くなっています。今後とも、職員の充実した社会人生活を応援したいと思います。
医療法人厚生会
- 女性活躍