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学ぶ制度を利用しながら会社に貢献するスキルを身に着け 必要な場所で発信

高津 和紀 28歳


大学院での知識を活かし、足りないところは新たに学ぶ


株式会社日本エー・エム・シー入社4年目の高津さんは、ものづくり改革室に所属。生産性向上のための社内向けの自動機や検査AIの開発をしています。「IOTやDX関連システムや、検査手法の研究・開発をしています。いわゆる社内向けの自動検査システムです。弊社は高圧配管用「継手」の専門メーカーなので、これに特化した部分は独自で開発し、それ以外は外部に委ねるようにしています」。
仕入れから出荷まで、各部署での研修を経て、現在の部署に配属。「配属当初は、研究テーマやアイデアを提案しても承認されず、伝え方が重要だと気づきました。ちょうどその頃に、「エンカレッジプログラム(若手社員育成企画)」に誘われて参加。苦手としていたコミュニケーションを学び直したところ、提案が採択されるようになって今の仕事につながりました」。





“社員の挑戦”を応援する社風が強み


エンカレッジプログラムの他にもさまざまな機会や制度があるとか。「最近では、「自発的な職業応力開発の支援制度」が開始されました。私も今、この制度のおかげで金銭的な負担なく、働きながら福井大学の国際地域マネジメント研究科(働きながら学べる専門職大学院)に通い経営などを学んでいます」。福利厚生が充実していることで、プライベートを確保しつつ、学びを深めることができているといいます。大学に関係していない海外研修も会社が一部負担して参加したとのこと。「通っている研究科では私以外は50代。学生時代や社会人になってからも出会わなかった人と友達になれたことで、世界が広がりました」。社員の挑戦を応援する地盤ができているので、キャリアアップとプライベートの充実につながっているようです。





プライベートが充実してこれまでの自分にはない一面を発見


エンカレッジプログラムや開発業務を通して、仕事のスキルだけでなくコミュニケーション能力も向上し、積極的に仕事に取り組めているとか。「ものづくり改革室での開発もあり、時間がかかる仕事が少なくなっています。残業は目に見えて少なくなりました。また、スキルアップに費やす時間やプライベートを楽しむ時間が増え、私も今年からゴルフを始めました」。これまでインドア派だったことがうそのように、福井大学で学ぶ仲間とのゴルフを楽しんでいるようです。「これまでは、日曜日に1週間のスケジュールをたて、その通りに実行していたのですが、最近は、もう少し柔軟性も必要だと思うようになり、急なお誘いにも積極的に参加するようにしています」。
また、これまでは、読書といえば研究論文だったというのも驚きですが、最近はマーケティングの本や実用書も読むようになったといいます。





学んだことを活かして会社に貢献したい


挑戦したいことがたくさんあるという高津さん。学んでいる経営学を業務に取り入れ、もう一段上の提案ができる自分になりたい、学んだことを個人で留めるのではなく、周囲に伝えていくことで部署内や会社全体に貢献したいなど、次から次へと飛び出します。
将来は知財に関する業務にも挑戦していきたいとか。「私が入社を決めた理由は、企業理念の『限界に挑戦する』に惹かれたから。ここだと全部できる、総合的な力が身に着く、AI構築が一からできるのも魅力でした。今、私は会社の支援を受けて学んでいます。これからは会社に貢献したい。時代戦略を見据えながら、今すべきことを的確に進めたいですね」。言語的な歩み寄りが苦手な日本人といわれているので、語学に力を入れたいとも。会社の期待にこたえながら、自らが信じる道を進み続けます。





人事から一言


弊社は、建設機械向け高圧配管用継ぎ手の製造・販売を行っており、日本・中国・タイ・フィリピンの4拠点に生産体制を確立し、グローバルに事業を展開しています。

「多品種・小ロット・短納期」の顧客ニーズに対応したものづくりがお客様に評価され、国内トップシェアを誇っていますが、これに甘んじることなく、さらなる顧客満足度向上のために、ロボット技術やAI・IoTを活用したものづくり強化を進めています。

さらに、従業員満足度と企業価値の向上にも尽力しており、ワーク・ライフ・バランスの実現、ダイバーシティ推進、働き方改革、健康経営の実践、福利厚生の拡充など環境整備に努め、社長が掲げたテーマである「誰でも、いつでも、どこでも」働きやすい、働き甲斐のある職場を目指しています。

これからも、社員一人ひとりの挑戦を支援し、自分らしく輝ける環境づくりに全力を尽くしてまいります。

(株)日本エー・エム・シー

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