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仕事・ハンドボール・両方に伸びしろがある。失敗した経験も学びに変え先へ進みたい

髙森 翔太 髙森 汐帆 24歳


仕事とハンドボール、どちらかを優先するのではなく、どちらも全力で向き合ってきた


日本ハンドボールリーグ、北陸電力ブルーサンダーのライトウイングであり、北陸電力福井支店で法人営業として勤務する髙森さん。同期入社の汐帆さんと3年前に結婚し、現在も揃って北陸電力福井支店に勤めています。髙森さんは、フルタイム勤務を終え19:00からハンドボールの練習。週末には試合があり、遠方への遠征がある場合は、午前中に仕事をして、午後から移動することもあるなど、忙しい日々を、入社してから6年間続けてきました。「フルタイムで働いた後にハンドボールの練習をするというハードスケジュールですが、仕事もハンドボールも、まだまだ伸びしろがあるというか、意欲とチャレンジしたい気持ちが強いです。仕事については、法人営業に就いてまだ日が浅く、経験したことのない業務なので、伸びしろが大きいです。ハンドボールをしているという理由で業務内容が限られてしまうのは嫌なので、他の社員と同じ条件で働いています。当然、残業も必要があれば率先してやりますよ。自分の伸びしろに、自分が一番期待しているのだと思います」。そんな夫を支える汐帆さんは、電気工事店からの申し込み受付を担う部署で働きながら子育て中。「昨年出産し1年3カ月間の育児休業を経て復職したばかり。休業前と同じ業務に戻り、フルタイムより20分勤務時間を短縮させていただいています。自分の生活に無理のないことを第一に考えて決めました」。





一度決めたらぶれない2人の子育ては、子どものやりたいを妨げないがモットー


忙しい毎日を送る髙森さんにとって休日は貴重で、家族との時間・自分の時間を楽しんでいるとか。「最近キャンプにハマっています。普段は人工的なものに囲まれた生活していますが、大人も子どもも自然に触れることが大事だと思うんです。特に子どもの成長にはいろんな感性があったほうがいい」と話し、汐帆さんも同じ想いだとか。しかしながら、毎日家事と子育てに忙しい汐帆さんは大変ですよね…。「夫を頼りにしていますが、居ない時が多いので、自分でやることが多いのは事実です。たまに夫が1人で遊びに行っちゃうこともあります。でも、私も地元の友達と遊びたいし、食事にもいきたいので、夫に過干渉にならないようにしてバランスをとっています」。また、子育てについては、ご夫婦共通の想いがあるようで、「子どものやりたいことを妨げない、やりたいと言ったらやらせます。夫も私もこれって決めたらぶれないタイプなんです」。だから髙森さんのことを理解して応援できるのですね。また、健康面にも気を使っているようで、「夫は食が偏っていて好きなものしか食べません。なので、調味料を一新しました。サラダ油は使わない、白砂糖は使わないとか。あと、お出汁はこだわってます」。周囲の方から「彼女の支えがなければ、彼はいないと思います」と言われるのも納得です。





今はプレイヤーとして成長したい。経験を積み重ねた先に何が見えるのか楽しみ


法人営業を始めてから間もない髙森さんは、毎日新しい仕事に出会えることが楽しいとのこと。「新しいことに挑戦するのは好きなので、苦労を感じたことはありません。ただ、覚えるのが苦手…。でも、興味があることは、ものすごく覚えられるので、新しいものにできるだけ触れるというのを意識しています」。仕事に意欲的に取り組む先にある、昇進について聞いてみると、「今は与えられたプレイヤーとしての仕事を全うするだけかなと思っています。多分、プレイヤーとしてすごい人が管理職になっていくのだろうと思っています」との答えが。今、まさに部署を移動しながら、経験を積んでいる途中とお考えなのでしょう。また、汐帆さんは「仕事の内容は、結婚前から今も変わらないです。仕事と子育ての両立では、時短勤務だけでなく、娘が熱を出したりして、勤務中に突然帰らなければならない時もあり、フレックス勤務制度や時間単位休暇を取得して対応しています。今後のキャリアについて、先々の昇進というよりは、今は目の前の仕事に一生懸命向き合うだけです」と、仕事の裁量を与えてくれながら、どんな時も快く送り出してくれる職場の環境に助けられていると話します。





ハンドボールから得たことを糧に、仕事もプライベートも充実させたい


仕事もプライベートもお忙しいお二人。今後挑戦したいことを伺うと、汐帆さんは「WEBデザインの仕事に興味があり少しずつ勉強をはじめています。将来はWEBデザインを扱う仕事をしてみたいです。担当部署は県外にありますが、子育て中でも在宅勤務を活用しながら、チャレンジできるかもしれません。また、福井は知らないことが多いので、子どもと一緒にいろいろ発見していきたいですね。自分の趣味などプライベートも充実していけたらと考えています」とのこと。また、髙森さんは、「自分は失敗してもその失敗が知識として得られたと受け取るんです。失敗から得られた(学べた)と受け取り、前向きに進めるのは、これまでスポーツを続けた中から学べたもので、仕事にも活かせています。今は営業職ですが、北陸電力には営業以外の仕事もたくさんあるので挑戦してみたいですね」と話し、これからの挑戦に胸を膨らませていました。





福井支店長 村田 良昭からのコメント


北陸電力株式会社では子育てや介護を行う従業員に対し、仕事と両立しやすい職場環境作りにむけて、法定を上回る水準での育児・介護休業制度、看護休暇制度、介護休暇制度を制定しています。
また、育児・介護休業者に対しての、パソコンの貸与による社内情報の提供や育児・介護の両立支援セミナーの開催等、疎外感・不安感を解消するためのサポートも実施しています。
さらに、経営幹部や管理職が、部下のワーク・ライフ・バランスを応援し、自らも仕事と私生活を楽しむ“イクボス”となることを宣言することで、働きやすい職場作りに取り組んでいます。