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業務の効率化に取り組みながら、より良い未来を目指し成長していきたい。

竹田 有香 30代


短時間正社員として仕事だけでなく業務の効率化にも取り組む。


短時間正社員として営業部に所属し、営業事務と営業推進を担当する竹田さん。「商品をサイトにアップしたり、営業ツールであるチラシの作成など、販売促進業務に携わっています。今は、社内で整備した短時間正社員として働いているので、2時間短縮した8:30~15:30が勤務時間です」。法律で育児休業は最長2歳まで延長可能ですが、ミヤゲンでは2歳から就学前までの子どもの育児をしている社員を対象に、さらに短時間勤務を可能にする制度を設けています。また、各部署から選出された人が集まり、業務の効率化をすすめる”省力化推進PJチーム”のメンバーの一人でもあります。「各部署が抱える課題の改善に取り組み、業務の効率化を目指して立ち上げました。短時間正社員は文字通り短時間で仕事をするので、効率良く仕事ができる環境には興味がありました」。各部署の小さいことから、会社全体が取り組まなければならないことまで、いくつもの課題があるといいます。





資格に挑戦したりセミナーに参加したりと新しい知識を学ぶ機会が豊富。


時間のやりくりをしながら、会社が推進している資格取得にも積極的に取り組んでいるとか。「資格手当対象の資格リストがあり、取得すると手当をいただくことができます。昨年Excel関係の資格に挑戦しましたが、子どもがいると家での勉強は難しいので昼休みを利用し、時間が足りないときは夫に協力してもらって、土・日に時間を作り取得。自信に繋がりますし新しい発見もできるので、他の資格も自分のペースで挑戦していきたいですね。また業務のスキルアップに役立つOAスキルや自己啓発などのセミナーを会社から案内され受講することもあります。費用は会社が負担してくれるので、時間が合えば参加するようにしています」。さらに、会社からの指名を受けて研修に参加する機会があるようで、「自治体が開催する、女性リーダーを育成する研修などに参加される方もおられます。まとまった期間受講することもあるようです」と学ぶ機会は多様化しているといいます。ミヤゲンでは、年齢・性別にかかわらず、マネジメント職への希望や異動希望など社員の要望は、年に2回行われる面接での聞き取りを行い、社員の抱えている課題や悩みを見える化できるよう、web診断を利用しながら改善をすすめているようです。





子どもとの時間が活力に。会社や家族の助けを借り元気に子育て中。


子育て真只中の竹田さんは、家に帰れば育児と家事に大忙し。「保育園へお迎えに行き、帰れば洗濯物の取り込みや夕飯の支度と毎日時間との勝負。娘にせがまれれば公園へ行ったりもします。子どもと一緒にいる時間は大切にしたいですし私の活力です」。昼休みに夕飯の買い物を済ませるなどして、できるだけ子どもと一緒に過ごす時間を確保したいと話します。また、お子さんが急に熱を出したり、通院しなくてはならないときに利用している制度があるそうで、「1時間単位で有給休暇をとることができるので、急に休まなければならないときも仕事への影響を最小限に抑えられるので助かります」といい、同じ部署で働く社員も快く協力してくれる環境がありがたいとも。さらに、「夫の両親が近くに住んでいるので、休日になると娘と遊んでくれ、その間に家事ができるので、本当に助かります」と家族の助けもあり、時には会社の制度を利用しながら、子育てを楽しんでいるようです。





業務改善をすすめること、スキルアップをすることに挑戦したい。


毎日忙しい日々を過ごしている竹田さんに、挑戦したいことを伺うと、「挑戦というか、省力課の一員として業務改善を進めたいです。今は、目の前にある問題に対応しているため効率が悪いことも。効率化を図るため、部署ごとに業務の書き出しをし、かかる時間やコストを考慮して、優先順位をつけてとりかかるようにしていきます。月に1回ミーティングをして、月ごとの課題を決め業務フローを修正。社長にも参加いただき、省力課と会社が同じ見解となるようにしています」と竹田さんたちの取り組みがどんどん広がり、社員一人ひとりのモチベーション向上、職場環境の整備、働き方改革が進められることが目標とのこと。また、資格取得にも無理の無いところで取り組んでいくといい、「資格取得だけでなく、能力、知識や経験、マインド面の向上など、スキルアップに繋がることには挑戦したいですね」とのこと。業務を改善するなら自分も成長する。竹田さんの挑戦はこれからも続きます。





社長から一言


弊社では目下、多様な人材が共生する「ダイバーシティ経営」と、働く人も会社も健全に成長発展する「健康経営」の2軸を推進し、組織を活性化させたいと考えています。育児や介護などを担う社員には、育児休業制度や短時間勤務正社員制度の利用を促し、キャリアを重ねながら働きやすい環境を提供。キャリアパスを明確に示すことで、モチベーションの向上に繋げ、目的をもって仕事に取り組める環境を目指します。また、社員の健康づくりに積極的に取り組むことにより、健康増進はもとより活力の向上や生産性の向上、結果的に業績向上に繋げることが目標。さらに、社員教育の一環として、「毎日の清掃活動」と「朝礼による働き方生き方学習」を励行。これからも社員が働きやすい環境を整えるため、挑戦・改善・努力を継続して参ります。