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経験の積み重ねが何よりも勉強。大きな現場を任されることが目標

佐々木 慶次 29歳


工事現場を管理する仕事には資格取得や講習受講は必要不可欠。


佐々木さんは、現場で働くスタッフが安全に作業できるよう段取りをし、工程管理を行う仕事に従事しています。「最近では、部分的な図面の制作もするようになりました。現場を担当するには資格を取得しないと携われない、講習を受けなければできない作業もあります。資格はすべてを把握できないほど種類が多く、一つひとつ取得しているところです。また、建築士や施工管理技士は、実務経験が必要なので時期が来なくては受けることができませんが、すでに経験期間に達している資格、経験の必要がない資格もあります。必要に迫られているものから取り組むのですが、仕事をしながらなのでまとまった時間が取れず、現場の空き時間を利用し勉強しています」。また、工程管理は現場を滞りなく進め、期日までに工事を完了させる仕事。工夫していることをうかがうと、「現場で突発的に起こる、些細なことが原因で遅れてしまうことがあります。職人さんと協力し合って進めています」とコミュニケーションが欠かせないと話します。





仕事とプライベートにメリハリをつけることで生産性を上げる。


工程管理に欠かせない、業務の効率化はグループ全体で取り組んでいるといい、「2年前に勤務間インターバル制度をグループ会社の一つに導入し、過重労働による健康障害の防止やワークライフバランスの向上に取り組んでいます。弊社はまだなのですが、ゆくゆくはグループ全体の導入を目指しているとか。一層の効率化が必要だと考えているようです。IT化も含め、どのように変化していくのかに注目しています」と期待している様子。また、昨年OKUTAKEグループの全社員が会社指定の有給休暇を取得しているとのこと。「会社から、会社指定の有給休暇を知らせる年間カレンダーをいただき、指定日に合わせて調整します。あらかじめ決められているので、仕事の段取りもスムーズにできますし、気兼ねなく休むことができます」と休暇が取得しやすい環境だと話します。





グループをあげて同好会を応援。地域や他業種との活動にも積極的に取り組む。


今は、経験を重ねるためにも、与えられた仕事と丁寧に向きあいたいという佐々木さん。資格の勉強や講習会への参加もあり、「休みも返上して猛勉強しているのでは?」と聞いてみると、「体力勝負の仕事なので、休日は休むことにしています。たまに友人から誘われて、草野球に参加するのですが、小学3年生~高校3年生まで野球をしていたからか、体を動かすとリフレッシュでき、友人と会うことも良い息抜きになっています」とのこと。OKUTAKEグループでは、同好会を応援し補助もしているとか。「同好会は聞くところによると、ソフトボール、ゴルフ・バレーボール・自転車・登山・ボルダリングなど多種多様。多分、他にも知らないチームがたくさんあると思います」。また、異業種交流とグループ内での交流を図るため、畑を借りて農業体験をする予定もあるといい、地域との交流も含め、柔軟に対応できるところがOKUTAKEグループの強みなのかもしれません。





スキルアップが急務。ゆくゆくは大きな現場を任されることが目標。


忙しい毎日を送る佐々木さんに、これから挑戦したいことを聞いてみると、「入社して1年で7種類の資格を取得したのですが、まだまだ、取得しなければならない資格があります。経験を積むことも必要です。スタッフとのコミュニケーションもより円滑にできるようになりたい。挑戦だらけです」とのこと。最近では、外国人の採用も増えていることから、働き方や制度も変化していくのではないかとも。「どのような環境でも、企業理念である『つくる人を増やす』の実現に向け、弊社が「つくる」ことで多くの人に幸せを感じていただけるよう努めたいと思っています。そのためにもスキルアップが急務。毎日の積み重ねを大切にしたいですね」と話します。将来に期待する声も聞こえる中、ひたむきに現場で作業する佐々木さん。同じように経験を重ねている仲間と共に、喜び合える未来に向かい歩みを進めます。





管理部統括部長より一言


OKUTAKEグループは「つくる人を増やす」ため、社員一人ひとりが自らの能力やスキルを磨き着実にステップアップでき、目標に向かってやりがいを持って仕事に取り組んでいけるよう、研修や福利厚生等の充実を図っています。全くの未経験でも充実した研修や訓練で、現場でのルールや作業における知識やスキルが基礎~応用までしっかり身に付けることができるようサポート。経験豊富な熟練者が多く、長年にわたって培ったノウハウや知識を次世代に伝えるべく、若手職人の育成や技術の継承にも努めており、資格取得の支援にも積極的に取り組んでいます。キャリアアップを目指す社員へは、キャリアパスモデルを示し、目標を定めて挑戦できるよう、さらに、個々とコミュニケーションをとり、意見を聞くことにも力を入れています。また、社員が安心して長く働くことのできる環境を整え、男性が気兼ねなく、育児や介護に携わることができるよう、福利厚生や各種制度を見直していきます。これからも、地域や異業種との交流を通じ広く情報を集めながら、社員の要望に耳を傾け一緒に改善を目指します。

㈱高洋建設

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