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激動の時代、さまざまな人とのコミュニケーションを成長に繋げ、楽しく生きていく

村中 志百里 44歳


第一線を走り続ける理由はズバリ、自分にとっての“天職”だから


URALAメディアの広告営業や広告代理店営業として約20年、現在もプレイヤーとして活躍しながら部長を務めている村中さんですが、入社当初はいわゆる“今どきの若者”だったとか。
「世間知らずで、自信・自意識過剰。今、振り返ると恥ずかしくもあり、懐かしくもあります。でも、あれから今の自分へと成長できたのは生意気だった私を受け入れてくださったお客様であり、刺激をくれる友人、支えてくれる家族、そして共に歩み続ける当社のメンバーのおかげだと実感しています」
第一線の営業として精力的に動くかたわら、管理職でもある村中さん。「執行役員になったのは38歳。年齢や経験を考えれば、管理職に就くのは自然の流れだったのかもしれません。でも、自分の中で営業を続けることも自然なこと。営業という仕事は楽しくて面白くて、ワクワクが止まらない、自分にとってまさに天職!という気持ちなのです」





自分を常に成長させてくれる多業種のクライアントとスタッフの存在


村中さんに“天職”と言わしめるURALAの広告営業とは、果たしてどのような仕事なのでしょうか。
「当社営業の最大の特徴は、特定ではなく、さまざまな分野のお客様と接点を持つことができることです。そして、仕事をしながら豊富な知識が得られると共に、そのスキルをお客様へフィードバックし、時にはお客様同士をつなぎ合わせ貢献するという、広告・販売促進・製作物以外のお手伝いもできる。幅が広く、奥も深い、とても素敵な仕事“スーパーマン”なのです」
URALA等のメディアブランドを軸に、様々な制作物、WEB、テレビ、ラジオ、イベントなどから発生するプロジェクトは実に多彩です。クライアントや制作スタッフも毎回、同じではありませんから、人脈も広がっていきます。入社当初の“世間知らずな若者”は、仕事を通じて多くの人から、大切なコトやモノを得たといいます。
「たくさんの方々の考え方や人としての魅力を勉強させていただくことは、自分にとって大きな財産となり、視野も広がっていく。自分をワンランク上へと成長させていただいているような感じです。授業料を払わずに、ヒューマンスキルを吸収できる“ラッキーマン”でもあるのでしょうね」





生活習慣や働き方を見直すことで改めて実感した家族への感謝の気持ち


村中さんをスーパーマン、あるいはラッキーマンに変身させているのは多岐にわたる仕事だけではありません。家族の存在も大きな活力です。近年、育休・イクメンという言葉が頻繁に使われるようになり、福井でも男性の育児休暇取得は珍しいことではなくなってきているようです。
「当社は産休・育休の取得はもちろん時短勤務も導入しており、結婚後や出産後の働きやすい環境は整っていると思います」
村中家は現在、ご本人と奥様、2人のお子さんの4人家族。奥様も仕事を持ち、2人で協力して育児を行っています。そして昨年からのコロナ禍で、生活習慣や子ども達との接し方にも変化があったようです。
「毎朝7:20頃、小学2年生になる息子を集団登校の集合場所へ送り届けています。今までよりも息子との時間や話すことが増えました。それに、昨年は当社も一時期リモート勤務になったこともあり、これまで妻に任せていた家事にも携わるようになりました。さまざまな家事を通じて、私以上に仕事と育児を両立している妻に感謝する気持ちがより大きくなりました」
マイナスイメージが強い“コロナ禍”ですが、村中さんのように生活習慣や心の持ちようが変わり、「コロナ禍でも良かったことがあった」と実感している人は意外と多いのではないでしょうか。





知り得た情報を会社へ提供し、さらに働きやすく、人生を豊かにしていきたい


昨今、私たちの働く環境は大きく変わり、これからも変化は続いていくと思われます。
「これまで、営業職は外出なしでは考えられませんでした。でも、昨年のリモート勤務を通じて自宅でも出来ることは十分に多いことや、リモートと出社(外出)の組み合わせで効率がアップすることがあるなど、今まで知り得なかったことを実感することができました。
今いる人材にとって働きやすい環境を整えるためには、時流や人々の思考の変化をいち早くとらえ、見据えながら、会社全体で試行錯誤を続けていくことが必要だと思います」
現場職と管理職、両方を知り得る村中さんだからこその言葉です。そしてご自身の今後についても伺いました。
「現在44歳、健康であれば15~20年は働きたいと思っています。これまでもそうだったように、仕事の進め方やツールが変化し、仕事の効率はどんどん良くなっていくでしょう。だからこそ地域に密着した情報をいち早く発信し、福井県はもちろん、各市町に貢献できる仕事を続けていくつもりです。これからも、365日、24時間アンテナを張り、知り得た情報が会社に良い影響を与えていけたらいいなと思っています」。
20年間寄り添ってきたURALAだけにとどまらず、様々な可能性を追求したい想いは、20年後も変わることはなさそうです。





社長から一言


当社のコンセプト「伝えたい人に 伝えたいことを 確実に伝える」は、クライアントはもちろん、社内メンバーにも言えることです。そして、そのことを可能にするためには気持ちよく働ける環境も大切な条件だと考えています。
2020年の一時期、時差出勤に近い勤務形態やリモート勤務を導入し、働き方を見直したことがありました。初めてのことで社員間では戸惑いや改善すべき点が見えることもありましたが、一方で意外と効率的にできることや新たな発見などもありました。また、メンバー一人ひとりが働くことに関して真摯に向き合った好機にもなったと思っています。
今後、これまで以上に生き方や働き方の多様性は顕著になってくるでしょう。そのためにも、社内メンバーにとって働きやすい環境を整えるべく、さまざまな改善や変革を進めていきます。

株式会社ウララコミュニケーションズ

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