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子育てしながら働きやすい環境に感謝し、キャリアアップを見据えながら日々の仕事と向き合う
古寺 紫衣乃 30代
子育てをしながら働きやすい環境に感謝
指定障害者支援施設ライトホープセンターの通所生活介護「わかば館」で働いている古寺さんは、入職して8年目。産休・育休を経て復職し、現在子育てをしながら勤務しています。光道園では、一般職の他に夜間勤務をしない「N1」、夜勤及び土・日・祝日は勤務をしない「N2」という勤務形態があり、その都度選択できるとか。「育児休業から復職をした当初は「N2」でしたが、今は「N1」で勤務しています。周りの理解があり、シフトを調整していただき、土・日・祝日は勤務日ではないことの方が多く、ありがたいです」。4人1チームで、障がいのある方の生活支援を行っているようで、「日中の運動や、作業練習等の活動、入浴や食事の補助を行います。ライトホープセンター「わかば館」は通所生活介護なので、朝、利用者の方が来られて、夕方お帰りになるまでの支援。夜間勤務はありません。光道園は、事業所がたくさんあり、個人のライフステージに合わせて異動を考えていただけるので助かります。職員専用託児所「ひかりっこ」が利用できるのも光道園の強みなのではないでしょうか」と話します。
利用者の方とのコミュニケーションは、難しくもありやりがいにも繋がる
子どもを持つ職員が働きやすい環境だと話す古寺さんに、仕事で「難しいな」と思うことをうかがうと、「利用者の方への声掛けの際、言葉選びは常に気を付けています。ライトホープセンターは、さまざまな障がいのある方を対象とした施設。それぞれ特性が違います。一人ひとりへ的確な声掛けをしなければ、声を掛けられた方は混乱してしまうでしょう。声掛けは、次にすることに対して、心の準備をしていただくことが目的でもあります。ゆっくり、分かりやすい言葉でにこやかにを心がけています」とのこと。もちろん、やりがいも多いといい、「朝浮かない顔で来られた利用者の方が、帰る頃に笑顔になっていると嬉しくて」と笑顔を見せ、ゆっくりと時間をかけて、コミュニケーションを取ることが大事だと話します。
内部研修や福利厚生が働きやすさを実現
大学在学中に「社会福祉士」と「精神保健福祉士」の資格を取得している古寺さん。入職後は認知症サポーターなど地域の研修、講座を受講しながら知識を養っているとか。「内部研修が充実しているので、資格がなくても入職できます。就職後に働きながら資格取得を目指すことができ、資格取得者には一時金として奨励金を支給する制度もあります。福祉の仕事は、研究が進められている分野。内外の研修で知識を得られることはとても心強いですね」。研修以外で助かっている福利厚生をうかがうと、「職員専用託児所では、長期の休み期間中は学童の利用も可能。また、子どもが急に体調を崩したときなどは、こども看護休暇を15分単位で時間休を取得できるので、通院や急なお迎えとなっても安心です」といい、子どもが成長しても、安心して働くことができる環境だと話します。そんな古寺さんの息抜きは、自宅などから複数人でリモート合奏が楽しめる、オンライン遠隔合奏サービス『SYNCROOM(シンクルーム)』。「もともと音楽に興味があり、コロナで行動が制限されるようになっても、オンライン上で様々な人と演奏したり、歌ったり交流できるのが楽しいです」。
キャリアアップも視野に入れながら仕事と向き合っていきたい
仕事もプライベートも充実している古寺さんが、これから挑戦したいことは、「様々な障がいに合わせて必要な支援を行いたいと思っています。そのためにも、今すぐにではないですが、指導職などへのキャリアアップも目指していきたいです。今勤務している施設では、移乗介助などの支援が増えてきたこともあり、より専門的な介護や支援が出来るように、先輩や理学療法士などの専門職と共に、現場で介護を実践しながら学んでいる所です。その積み重ねの中で、将来的には、介護福祉士の資格取得を目指したいと思っています」とのこと。光道園では、自己申告書や目標管理シートなどを活用して年に2回上司と面談する機会があり、自分の意見や思いを伝えることができるとか。「年功序列で登用されるのではなく、目標管理シートや面談を通した評価に基づき、社員個人の希望などに合わせてキャリアアップすることができます。今は、中堅職員として指導職の仕事である書類や支援計画の作成などを手伝いながらその手法を先輩から学び、現場で利用者の方のサポートを行うことができるのも魅力です」と古寺さん。『一人ひとりに長所があり、その可能性を求めて歩み続ける』という創設者の言葉を胸に、これからも、他の職員たちと”ワンチーム”となり、光道園スピリッツを実践していきます。
人事から一言
光道園では人と関わることが好きな方を求めています。それは利用者の方と深くかかわることはもちろんですが、職員同士もまた、かかわりが重要となっていきます。自分の置かれている環境が良く自分に余裕がなければ、誰かの支援をしたり、誰かと協同して仕事をしたりということはできません。職員が光道園で働くことに、楽しみややりがいを感じたり、プライベートな時間を充実させたりと、ワークライフバランスが整うことが、良い支援に繋がっていくと考えています。そのために、職員のお子さんや家族のために使っていただく有給の看護休暇や介護休暇、事業所内保育所、リフレッシュ休暇などで生活の充実を図り、ライフステージに合わせた働き方ができるようにしています。また資格取得のための助成金や合格時の奨励金などキャリアアップのための制度を充実させたり、プリセプター制度の導入で仕事に困った時助けてくれる先輩職員を1人ずつに配置したりするなど、仕事が楽しくなる制度も取り入れています。職員自身が光道園を好きになり、支えてくれる法人を目指しています。
(福)光道園
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