仕事の内容は多岐にわたり柔軟性が求められる

管理部に所属している前田さんは、正社員として入社し3年目を迎えます。主な業務は、発注、伝票・請求書発行、おむつ名簿作成、電話対応などを担当しているとか。「おむつ名簿は、配送先一覧のようなもの。配送担当の方は、毎日このおむつ名簿を見て、1軒1軒配送。既存のお客様は7000件を超え、さらに新規のお客様がどんどん追加されている状況です」管理部の仕事は多岐にわたり、柔軟性も求められると話します。

お客様の思いを受け止めニーズに合わせた管理業務を目指す

日々の業務に追われながらも、自分の仕事に責任を持ち、お客様が少しでも気持ちよく笑顔で過ごしてもらえるにはどうしたらよいのかを考えながら取り組んでいるとか。「お問い合わせは、一般のお客様からが圧倒的に多く、弊社では県内全域の対応をしています。電話や店舗での受付の際、高齢の方の場合はゆっくり、はっきり伝えるよう意識しています。また、おむつの発注は悩みどころで、お客様の希望数が思った以上に多くなることがあり、そうなると必要なおむつの数と発注するおむつの数を合わせなければならず苦労します。さらに、夏は通気性の良さ、冬は安心の吸収力が求められる傾向にあるのですが、季節に関係なく薄いおむつを希望される方もおられるので、考えられる全てを考慮しながら対応しています」。

理解のある職場環境が仕事と子育ての両立を叶えてくれた

入社当初お子さんは1歳。正社員としてフルタイムで働くことを選び、8：30～17：30の勤務を続けてきました。「これまで続けてこられたのは、子どもの急な体調不良や行事の時に、気兼ねなくお休みをいただける環境が整っていたから。直属の上司をはじめ専務や社長からも、「お子さんの体調不良の時には、遠慮なく言ってね」とおっしゃっていただけるので助かります。土曜出勤もありますが、隔週の午前のみなので、勤務後に子どもと過ごす時間がとれます。公園で一緒に遊ぶなど、普段はできないことができるのは嬉しいですね」。会社の理解と、利用しやすい制度が整っているおかげで、子育てを楽しめていると話します。

挑戦したいことを見据え今を一生懸命楽しむ

今は毎日忙しく過ごしていますが、お子さんの成長を見守る中で、将来について考えられるようになってきたといいます。「今すぐは難しいですが、おむつフィッターや、防災士などの資格取得に挑戦したいと思っています。資格取得や講習への参加は、会社が全面的にバックアップしてくれるので、挑戦しやすい環境です。少しでもお客様の役に立つ知識を増やしたいですし、防災士は、災害時の介護について学ぶことができます。お客様の関心も高まっているので、仕事に生かされると思います」。日々の業務で経験を積み、子どもの成長とともに自分も成長したいと話す前田さん。挑戦への準備は始まっているようです。

専務取締役から一言

三和薬品は、専務である私自身が3人の子を持つ父でもあることから、子育てしながら働きやすい環境を作っています。弊社は「地域社会を支え、関わる人すべての生活を豊かでカラフルにする」という企業理念を掲げていることから、男性社員の育児休暇はもちろん、子どもの病気やケガによる急な休みにも対応できる仕組み、習い事や学校行事にも家族で積極的に参加できるようバックアップしています。
また、これも専務である私自身が音楽好き、映画好き、マンガ好きと多趣味なこともあり、社員の趣味や個性も大切にしています。「資格を取りたい」「チャレンジしたい」という社員にも全力でサポートしています。
社員の家族や子どもたちに、毎日楽しそうに仕事に向かう自分自身の姿を見せ続けられること、日々行っている仕事は、胸を張って家族や子どもたちに自慢できる仕事であり続けることを私はここに誓います。