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目指すはおむつのスペシャリスト!在宅介護に寄り添い排せつケアの可能性を追求しつづける
石田 翔平 30代
配達業務にとどまらず介護している方々に寄り添うこと
三和薬品株式会社のおむつ部門で働く石田さんは、入社3年目。在宅で介護をしている方へ、おむつや尿パッドなどの排せつケア用品を配達しています。「前職が介護福祉士ということもあり、自宅での排せつケアの大変さはよくわかります。配達のときに出会う方は高齢者がほとんど。ヘルパーさんなどの助けがあるとしても、ご家族の負担は大きいはずです。お困りごとへのアドバイスや相談に応え、頼りにされる存在を目指しています」。石田さんは現在、福井市、坂井市などの地区を担当しています。
会社の全面バックアップで働きながら資格取得への挑戦が可能に
「ご指定日にお届けするのですが、紙おむつが届くというだけでなく、私と会うことがお客様にとって楽しみになってもらえたらと思っています。介護をされているご家族から、「背中から漏れてしまう」、「股の隙間から漏れてしまう」などの悩みをご相談いただくことも多いです。前職の経験もさることながら、おむつフィッターの資格を取得したことで、悩みをより理解できるようになれたような気がします。会話が増えればそれだけ状況が把握できるので、アドバイスの幅も広がります」。三和薬品株式会社では、研修制度や資格取得のための費用を負担する制度があり、県外での講習も移動宿泊費などを含めて、資格取得に必要な経費を全額負担。石田さんは現在おむつフィッター3級を持っていますが、2級・1級と挑戦していきたいと話します。
育児休業により得られたものは計り知れない
仕事に前向きに取り組み、手ごたえを感じている石田さんにとっての支えは家族。お子さんの誕生に伴い、育児休業を取得したことで充実した時間を過ごすことができ、その後の育児にも良い影響があるといいます。「以前から子どもが生まれたら育児休業を取得したいと思っていました。取得したのは、子どもが3、4カ月の頃。土日を含めた4日間でしたが、妻も喜んでくれて。仕事柄おむつ交換についての問題はありませんが、家事・育児両方を毎日というのは大変だと改めて実感。育児休業は夫として父として貴重な経験となりました。今では、休日に子どもと遊ぶことが一番の楽しみです」。また、取得可能な環境とはいえ、上司や同僚のバックアップが無ければ実現できなかったと話し、改めて感謝の意を示しました。
介護をする側、される側の両方とも幸せになるお手伝いがしたい
公私ともに充実している石田さんに、これから挑戦したいことを伺うと、「おむつ配送のスペシャリストを目指したいと思っています。「おむつの配送=三和薬品」と認識していただけるくらいになりたい。キャリアアップは特に意識していませんが、資格取得や業務改善に挑戦しながら経験を積み重ねていくことを意識しています。利用してくださる方の思いに寄り添いながら、自分に正直に、仕事と丁寧に向き合っていきたいですね」とのこと。さらに、県内には、まだ配送ゼロのエリアがあるといい、三和薬品のおむつを県内すべての地域に届けたいとも。介護に携わる方へ安心を、介護される方へは信頼を届けるため、石田さんは今日も配送をつづけます。
専務取締役から一言
三和薬品は、専務である私自身が3人の子を持つ父でもあることから、子育てしながら働きやすい環境を作っています。弊社は「地域社会を支え、関わる人すべての生活を豊かでカラフルにする」という企業理念を掲げていることから、男性社員の育児休暇はもちろん、子どもの病気やケガによる急な休みにも対応できる仕組み、習い事や学校行事にも家族で積極的に参加できるようバックアップしています。
また、これも専務である私自身が音楽好き、映画好き、マンガ好きと多趣味なこともあり、社員の趣味や個性も大切にしています。「資格を取りたい」「チャレンジしたい」という社員にも全力でサポートしています。
社員の家族や子どもたちに、毎日楽しそうに仕事に向かう自分自身の姿を見せ続けられること、日々行っている仕事は、胸を張って家族や子どもたちに自慢できる仕事であり続けることを私はここに誓います。
三和薬品株式会社
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