FUKUI
WORK STYLE CAFE

2024年北陸新幹線の福井・敦賀延伸で訪れるお客様に最高の「おもてなし」を提供する

吉田 耕学 40代


県内外の企業や自治体などへセールスが主な仕事


吉田さんは、ホテルフジタ福井/ザ・グランユアーズフクイで営業推進部の課長として勤務。「主に、県外の旅行会社を中心に、誘客と宿泊を含めたホテル館内のセールス、福井県内の企業様向けには、宴会場(周年祝賀会、忘新年会、歓送迎会など)やレストランのセールスも併せて行っています」。各旅行会社のツアーに含んでもらえるよう、修学旅行や社員旅行に使ってもらえるよう提案するのだとか。最近は、オンラインでの商談件数が増加したようで、「オンラインは時間など難しい部分もありますが、次につながるきっかけづくりの1つとしては有効な手段です」と、できることにはどんどん取り組んでいるといいます。





お客様の希望を叶えることが最優先


入社当初は、宴会サービスやレストランなどのサービス部門内を異動しながら経験を重ねたとのこと。「多くのお客様と接する機会があり、それぞれのお客様に合った話し方など、コミュニケーションスキルを学ばせていただく良いきっかけになりました」と当時を振り返ります。入社26年目となり、心がけていることがあるといい、「お客様のご依頼については、基本的にお断りしないよう心掛けています。もし無理な場合でも代替案を提示したり、物理的にできない場合でも他の施設をご紹介したりなど、いろいろな方の力を借りながら課題解決に向けて対応しています」と、どこまでもお客様優先。時には、競合他社を紹介するケースもあるとか。「営業推進部は現在、上司1人、部下1人の合わせて3人。上司・部下というよりも相棒というほうがしっくりくる関係です。良いも悪いも一緒に共有しながら積み上げていければと思っています」。





プライベートの時間に仕事のアイディアが溢れている


プライベートでは、神社・仏閣などが好きで写経には癒やされているとか。休暇や制度についてうかがうと、「社員割引制度の拡大や休暇制度(連続5日間のリフレッシュ休暇)など、大変魅力的な制度があります。特に社員割引制度は、自社レストランをプライベート利用するときの強い味方。リフレッシュ休暇は、なかなか連続休暇が取りづらい雰囲気を払拭。この制度のおかげで、国内・海外旅行などへ行くことができるようになりました。業務の繁忙期、閑散期を把握した上で、しっかりスケジューリングし、全社員が必ず取得することになっています」とのこと。非日常を体験することで頭の中をリセット。リフレッシュすることで、旅先での見聞や滞在するホテルのサービスに目をとめ、新しいアイディアがひらめくこともあるとか。





福井県を訪れる人に最高の「おもてなし」を提供すること


旅行はリフレッシュするだけでなく、仕事にも役立つと楽しそうに話す吉田さんに、これから挑戦したいことをうかがってみました。「2024年春には北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸され、国内外から福井県に観光でお越しいただけるお客様が増加すると予想されます。受入態勢の強化という点で、しっかりとした「おもてなし」ができるように、観光に関わる幅広い知識力、コミュニケーションに必要な語学力の強化を図っていきたいと考えています。英会話に力を入れると同時に、できる限りの準備をし、万全の態勢でお客様をお迎えしたいですね」。これまでの経験と実績、新たなひらめきを携えて、最高のおもてなしを提供するのは2年後。期待に応えるために日々、歩みを進めます。





総務人事課より一言


株式会社ユアーズホテルフクイでは、宿泊や宴会、レストランなど多種多様なサービスを提供しています。季節に合わせた商品やメニュー、また人生の節目でのご会食などでホテルをご利用くださるお客様が多くいらっしゃいます。
すべての商品を把握し、福井県内外の個人・法人企業やエージェントに積極的にセールスしている姿は、全従業員が憧れる存在です。お客様はもちろんのこと、社内においても信頼が厚いので頼りにされていることも多いと思います。向上心が高く、現状に満足せずキャリアップを目指す吉田耕学さんを、会社としても応援しています。今まで、着実にステップアップしてきた社員のひとりでもあります。私生活では多趣味で、お話しをしていても非常に楽しく感じます。私生活の充実が仕事の成果にもつながっているようで、とてもバランスよく過ごされていると思います。若手社員の見本になるような素晴らしい社員です。