FUKUI
WORK STYLE CAFE
表面処理や技術の進歩はお客様の声を聞くことから。営業としての引き出しを増やすことが目標。
久保 颯 26歳
提供できる技術を把握し、お客様のもとめる思いを形に
表面処理事業部に所属し、営業職として勤務する久保さんに、まずは、表面処理について伺った。「表面処理とは、眼鏡のフレームやゴルフのシャフト、歯科部品(歯を削るドリルのグリップの部分など)の、めっき、塗装を行うことです。営業職なので、弊社の表面処理をお客様に売り、納期の管理やその他要望まで対応していく役割を担っています」。新規の営業はほとんどなく、既存のお客様が新しい型を出す際に、提案をしているといいます。「例えば、新しい型には複雑な表面処理が必要だとします。提供できる技術を提案し、お客様が求めている製品の実現のためにサポートをします」。現在、15社を担当しているとか。
お客様の声を聞き、できる全てを模索する
入社後半年間は製造現場で研修をし、その後半年間は各営業部員に同行する研修を行ったとのこと。「製造と営業の研修を受け、営業や企画に配属されたらいいなと思っていたので、営業に配属されることになったときは嬉しかったです」。現在、入社4年目。経験を重ね、携わった製品が増えた久保さんに、やりがいを感じるときを聞いてみると、「IOFT」と呼ばれるアジア最大級の眼鏡の展示会が年に1度、東京ビッグサイトで開催されているのですが、そこに、自分が関わった製品が並んでいたり、仕入れ業者の間で、自分の関わった製品が話題になっていたりすると嬉しくなります」とのこと。一方で、製造部門とのやりとりが難しいと感じることがあるとも。「お客様のご要望が無理難題なこともあります。開発部に協力を仰いだり、代替案を提案するなどして解決しています」。
会社からのサポートはありがたく使わせてもらい、目標達成を目指す
久保さんに、アイテック株式会社の強みを尋ねると、「会社が定める資格を取得すると資格手当が付きます。また、資格取得に必要な経費も会社が負担してくれるので助かります」と話し、資格取得に挑戦しやすい環境だといいます。また、有給休暇については、「上司から有給を気兼ねなく取るようにと声を掛けていただけるので取りやすいです。以前は、連休を作って旅行に行ったりしていました」とのこと。さらに、異動希望やキャリアアップについては、半年に1回所属長との面談があるとか。「所属長から個々に目標が設定されています。目標の達成度合いで高評価を得られれば昇任されます。また、異動希望は半年に1回出すことができます」。社員との対話を重視してくれるところが強みだといいます。
より深い知識を身に着け、お客様により良い提案ができるようになりたい
働きやすい環境でやりがいを感じて仕事ができる、オンオフの切り替えがしっかりできているという久保さんに、これから挑戦したいことをうかがうと、「より深い知識を身に着け、お客様により良い提案ができるようになりたいです。その思いを実現するため、営業部に配属されてから、「電気めっき2級」の資格を取りました。「カラーコーディネーター」の資格にも挑戦したいですね。知識や経験は多いほうがいい。信用につながりますから。」と話し、他にも、異業種の表面処理や技術に関して学ぶこと、新しい表面処理を開発し提案を増やすという思いもあるようです。原価が高騰していく今にふさわしい、新しい表面処理を作り出すことで、お客様とさらに良い関係が築けるとも。久保さんの挑戦はまだまだつづきます。
人事から一言
弊社は「会社は全員でつくり上げるもの」という考えで、自ら考え行動できる人材の育成、風通しの良い会社づくりに努めています。また、小集団による各種改善活動を通してお客様満足を追求し、その結果得られる社員満足を原動力に、更なる会社発展へとつなげていきます。
アイテック㈱
- 男性WLB