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学べる環境や手厚いサポートに感謝し、経験を重ねいつかは頼られる存在になりたい

藤井 美月 20代


先輩をお手本に分析の知識を得ながら経験を重ねている


品質保証部に所属している藤井さんは、入社してもうすぐ1年。「品質保証部は、めっきをするための処理液やめっき溶解液を分析する液分析チームと、めっき後に製品の評価や解析を行う製品解析チームの2つに分かれているのですが、現在は、液分析チームに所属しながら製品解析チームのサポートをしています」。液分析チームでは、めっき液やめっき皮膜を溶解した液体を扱うため、ICPなど分析装置の使い方を学んだり、金属の物性について勉強しているそう。さらに、金属顕微鏡やSEMで、めっきの膜厚が規格内に入っているか、異常な製品がないか、また、表面状態の観察などをしているといいます。「入社当初は、先輩と2人で分析を行っていましたが、最近は先輩と相談しながら、1人で行うことも増えてきました。めっき皮膜を溶解する業務では、溶かし方を間違えると下地の金属が溶け出てきて、値が変わってしまうこともあるため、その都度先輩に見てもらっています」。





スキルマップがモチベーションをあげてくれる


品質保証部では、業務上の作業としてめっきをすることはないので、年に1回ある、めっき技能検定に挑戦する人も多いとか。「めっきについて勉強する機会を得ることができます。まだ技能検定を受けたことはないですが、勉強する先輩を見ていつか挑戦してみたいと思っています」。また、品質保証部は、女性が多いので、産休や育休、子どもの体調不良などで急にお休みが必要になったときのために、重要な業務に対しては3人以上ができるようにスキルマップで管理されているとのこと。「スキルマップは、できるようになった仕事が見える化されるので、モチベーションアップにつながっています」。さらに、清川メッキでは、1人でできるようになった仕事には「認定」をもらえるという制度があり、認定を受けた仕事が増えるにつれ、やりがいを感じるといいます。





オン・オフの切り替えがスムーズにできるので仕事に集中できる


仕事に少しずつ自信を持てるようになった藤井さんの休日は、映画とミュージカルで満たされているとか。「実際に映画館へ行って映画を観たり、自宅でサブスクリプションを利用して見たりしています。大学時代までミュージカルの習い事をしていた影響もあり、ミュージカル映画が好きなんですが、会社に話が合う人がいて盛り上がっています。今もたまにミュージカルに参加しており、会社が終わった後や土日に練習に行っています」。オン・オフの切り替えがスムーズにできていることが相乗効果をもたらし、どちらにも思う存分取り組めることが楽しいといいます。





知識を養い経験を重ね頼られる存在になりたい


仕事とプライベートどちらも充実している今、さらに挑戦したいことをうかがうと、「液分析チームでは、ICPしか使うことができないので、HPLCやTOCなどの他の装置も使えるようになって、さまざまな分析をしていきたい」とのこと。高校や大学では扱ったことのない装置をたくさん扱うようになり、使い方や原理を学ぶことに苦労することもあると話しながらも、「作業手順を1つ1つ確認し、先輩からアドバイスをいただき、少しずつ自信をつけ、認定業務として登録されたときに嬉しさを感じます。また、ひとつずつ仕事を覚え、新しい仕事を教えていただけるときは、認めてもらえたような気持ちになり、また頑張ろうと思えます」と、希望に目を輝かせる藤井さん。頼られる存在をめざし、今日も仕事に向き合います。





人事から一言


あなたの思い、成長を、会社がサポートします!

自分を自分で活かす事は難しく、自分を変える事も難しいことです。しかし、自分を活かせる環境と自分を変えるきっかけがあれば、人は、成長し、進化します。荒削りでも、自分を大切に、仲間を大切にする思いがあれば、清川メッキは、あなたの成長を会社がサポートしていきます。
君たちの先輩社会人のエピソードを一つお話します。

平成30年の全国めっきコンクール(全国のめっき職人が競い合う競技会)で、弊社の新卒入社3年目の若手社員が、厚生労働大臣賞(日本一)となりました。他社のめっき職人なら、40~60歳に到達する栄冠をわずか3年でつかみ取りました。
彼は、普段は、ラップを趣味とし、まじめというより、極めるタイプです。普段の愚直な行動と積極的な姿勢で、今回、コンクール参加に自ら志願し、過去に日本一になった先輩に仲間と共に指導を受けていました。初めは、自信満々で取り組んでいましたが、その壁の高さに自信を失いかけていました。しかし、先輩からの熱血指導や激励により、徐々に自信を取り戻し、何度も失敗し、失敗から次の改善事項を見つけていきました。
彼を合わせ10人がコンクールに挑戦。各自がライバルであり仲間です(全国476人の参加者で、弊社は10人中9人が入賞)。各自で得られたデータや結果を仲間で共有し、それぞれが技術を高めていきました。2か月間の訓練で、彼の顔は、会社員ではなく、職人のものになっていました。会社に依存するのではなく、自分で会社を変えていこうとする自立した大人になっていました。

今回、彼の強みが、先輩、仲間、そしてチャンスによって引き出されました。
ぜひ、あなたも清川メッキで強みを活かし、仕事と社会貢献活動を通し、我々といっしょに挑戦し成長していきましょう!
お会いできる日を楽しみにしております。