FUKUI
WORK STYLE CAFE

働く環境を整えながら顧客満足を第一に考え、接客・販売のプロとして自分自身を磨いていく

阪下 奈緒美 44歳


2度目の店長就任は活躍できるチャンス


阪下さんはフォルクスワーゲン福井ルート8の店長であり、自らも接客を担当しています。「店長の主な仕事は、店舗全体のマネジメント、人材育成、会議出席などです。特に人材育成はスタッフそれぞれの得意・不得意を把握し、個々の成長を意識して取り組んでいます」。工場には別にサービスマネージャーがいるため、営業メインのマネジメントだといいます。また、店長への抜擢は2度目。「初めて店長の打診があったときは若かったですし、不安な気持ちもありました。その後出産・育児休業を経て事務職として復帰。そして今年再びチャンスをいただいたことに感謝し、前回の経験もふまえて取り組んでいます」。





女性だからというマイナスイメージが原動力


もともと車が好きだったことと、ディーラーで接客をしている女性スタッフへの憧れから車関係の会社へ就職を希望していたとか。「就職氷河期と呼ばれた時代でしたが、縁があって福井トヨペットに就職でき、念願のディーラーで営業職につけたときは嬉しかったですね。入社当初はフォルクスワーゲンを扱っていることすら知らなかったのですが、こちらに異動になり販売の楽しさを改めて知ることができました」。数字に対するこだわりが強く、達成した時の高揚感が次につながるといいます。一方で、「店長は女性!?」と驚かれることもあり、女性だからという理由でマイナスイメージからスタートすることが多かったとも。「些細なことにも丁寧に対応し、お客様の期待に応えることで、一つずつ信頼を得ていきました」。





女性が活躍できる職場は女性が働きやすい環境


また、女性スタッフが働きやすい環境は整っていて、時短で働いているスタッフや育児休業をとることも気兼ねなくできるといいます。「出産したときは、育児休業を10カ月とりました。復帰後も病気をしたり入院したりと大変なこともありましたが、出社できないときは上司や同僚にサポートしてもらって乗り切ることができました。最近では、息子の用事のため土曜や日曜に休みをとることがあります。私が前例となることで他のスタッフが休みやすくなり、それを周りのスタッフが理解し協力してくれる環境を整えていければいいなと思っています」。サービス業なので土・日の休みは少ない分、息子さんと過ごす時間を大切にしているとも。「息子は私が休みの日を楽しみにしてくれているので、休みが合う日は一日中遊びます。平日が休みのときは学校にお迎えに行くことが楽しみです」。





選ばれる店を目指しスタッフの力を借りながら実現する


公私ともに充実している阪下さんに、これから挑戦したいことをうかがうと、「フォルクスワーゲン福井ルート8を、もっと親しみやすく利用しやすい店にするために、さまざまな世代のスタッフの力を借りながら築いていきたい」とのこと。人口が減少する中で選ばれるブランド・選ばれる店、ひいては選ばれるスタッフとなって福井にフォルクスワーゲンを広めたいと話します。「それには接するお客様との信頼関係が一番。これまで以上に顧客満足を第一に考え、接客・販売のプロとして自分自身を磨いていきます」。会社と顧客の間の最も重要なつながりであり、接客・販売を行う「セールスエグゼクティブ」という資格もあるといい、「扱う車も特殊なので、車の説明や買いやすさの提案により一層腕を磨き、お客様の信頼を得たいです」とさらに先を見据えた挑戦に胸をふくらませていました。





トヨタYOU&iグループ(福井トヨタ・福井トヨペット)について


福井トヨタ自動車の創業からは85年、長い歴史をもつ県内最大の自動車販売店グループです。当グループの理念は「地域のお客様を大切に。私たちは、お客様にいちばん近い存在でありたい。」 福井トヨタ・福井トヨペットの全21店舗で県内全域をカバーし、地域の隅々まで様々な情報や品質の高いサービスをお届けします。
福井県のモビリティ社会を将来にわたってリードし、これからもお客様に選ばれ続けるグループを目指すためには、社員が働きやすく輝ける環境づくりが重要だと考えています。全社のスローガンである「19時消灯」は、効率よく仕事を進め時間を有効活用する、ワークライフバランスの取り組みの一つ。女性社員の産休育休からの復帰率100%はもちろん、育児休業を取得する男性社員が増えてきたのは、職場の理解やサポート体制が整ってきたおかげです。育児のための時短勤務が選択できたり、子どもが風邪をひいたときの看護休暇は時間単位で取得ができるので、家族との時間も大切にしてください。性別・職種問わず、トヨタYOU&iグループで働くすべての社員が生き生きと楽しく働けるように、今後もさらなる環境づくりに取り組んでまいります。