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性別に関係なく子育てに参加できる職場環境が働きやすさを実現

高島 礼子 30代


男性が多い職場でも子育ての話ができる働きやすい環境


現在、未来創成本部 機能品事業部 事業推進課に所属している高島さんは、入社12年目。産業分野(半導体・電子部品・デンタル・航空・鉄道など)向け製品の新商品の企画開発、自社・OEM製品の営業、マーケティングなどの業務に携わっています。「課内に女性は私1人なのですが、同年代が多いので働きやすいです。同じような年齢の子どもを育てているパパもいて、お互いの育児相談や経験談を話したりしています」。サカセ化学工業では、男性の育児休業取得にも前向きに取り組んでいるとのこと。





子どもの用事で急に休むことにも寛容な環境


「入社当初は生産管理部門で営業と製造をつなぐ仕事をしていましたが、1人目出産後、復帰するタイミングで今の部署に異動しました」。その後育児休業を2回取得した後も、異動することなく同じ部署に所属しているとのこと。子育て中なので子どもの用事が多いといいます。「子どもの行事や自分の用事などで有休を取りやすいのはありがたいです。男性社員も家庭の用事に有休を活用しているので、子どもの急な体調不良にも快く応じていただけて助かります」。また、子どもが感染症等にかかり一定期間休むことになっても、在宅勤務が可能なので仕事が滞ることがないのも嬉しいと話します。





社員同士が協力し補い合う体制が整っている


部内は何でも話しやすく協力的なので、1人では困難なことも皆で行えているといいます。「毎年、部内全体の目標や個人目標を決めていて、達成するためにアイデアを出し合い積極的に取り組んでいます。また、私は県外での展示会や出張へは参加できない分、出張中のフォローや展示会後のお客様へのアフターフォローなどを任されています。互いに補い合うことができるので働きやすいです」。現在3人の子育てをしながらフルタイムで働くことができることはもちろん、妊娠中から働き方に配慮する体制が整っているようです。





子育てが落ち着いたらスキルアップを叶えたい


家庭と仕事を両立しながらイキイキと働く高島さんに、これから挑戦したいことをうかがいました。「今はまだキャリアアップについては考えていません。子育てが落ち着いたら挑戦できるよう、今の仕事に真摯に向き合うことはもちろん、ゆくゆくは出張や展示会に参加してスキルを高めたいですね」。また、企業をあげて資格取得に積極的であると話し、「射出成形などの国家資格を受ける際には、上司による実技のフォロー体制も整っています。資格の種類によっては資格取得に係る費用はすべて会社負担となり、合格後は資格手当が付くものも。講習会にも積極的に参加できるのも魅力です」と、挑戦する環境が整っていることをアピール。安心して子育てができることで見えてくる未来へ思いを馳せていました。





人事より一言


 サカセ化学工業はプラスチック射出成形メーカーとして設立し、60年の歴史があります。
 現在は医療機関向け物品管理システム(キャビネット、搬送カート、作業台、医療周辺用具など)で商品の企画、開発、設計、製造、販売までトータルに手掛け、プラスチック加工技術、金属加工技術、木材加工技術をベースに複合化した商品群は当社オリジナルのブランドで展開しており、国内シェアトップクラスです。近年では航空機関連、半導体・電子部品関連、バイオ関連などに積極的に事業を展開、常に新規分野にチャレンジすることで未来を創成することを企業目標としています。
 現在、全社員の2割が女性社員です。当社は家族を大切にする社風で、女性の育児休暇に関しては100%取得していただいています。また子育てと仕事が両立できる働き方を社員一人一人に合わせて対応しております。男性社員の育児休業取得はまだ数は少ないですが、社員のワークライフバランスを実現させることで、サカセの社員が安心して生涯働きたいと思えるように今後も社内環境の整備に取り組んでまいります。